1泊2日日光ツアー例ケース1:
1日目:
JR高崎駅集合(午前9時)=竜頭の滝(午後12時から30分)=中禅寺湖畔で昼食(午後1時から60分)=中禅寺湖・クルージング・(午後2時30分から60分)=華厳の滝(午後3時40分から60分)=鬼怒川温泉(泊)
2日目:
鬼怒川温泉スタート=鬼怒楯岩大吊橋(午前9時10分から30分)=日光東照宮・輪王寺・二荒山神社(午前10時から3時間30分、昼食含む)=道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣でのショッピング(午後2時から90分)=JR高崎駅戻り

1泊2日日光ツアー例ケース2:
1日目:
JR東京駅集合(午前8時)=華厳の滝(午後11時30分から60分)=中禅寺湖畔で昼食(午後12時50分から60分)=中禅寺湖・クルージング・(午後2時30分から60分)=中禅寺(午後3時40分から40分)=中禅寺湖近くの温泉(泊)
2日目:
中禅寺湖近くの温泉スタート(午前9時)=赤沼・戦場ヶ原ハイキング(午前9時30分から60分)=竜頭の滝(午前10時50分から40分)=日光東照宮・輪王寺・二荒山神社&昼食(午後12時から3時間)=JR東京駅戻り

<観光地日光>
日光は、日本で最も有名な観光スポットの一つで、自然と江戸文化が作り上げた壮大なテーマパークを見ることができます。
日光は、地形的に4層の大地から成り立っています。
第一層は、標高約500mから700mの大地で、第二層へ向かういろは坂から下の領域です。そこでは、日光東照宮、輪王寺、二荒神社、 日光江戸村、日光猿軍団ショーなどを見ることができます。
第二層は、標高約1000mから1300mの大地で、いろは坂の頂点から竜頭の滝の下までの領域です。そこでは、明智平&ロープウェイ、中禅寺湖、華厳の滝などがあります。
第三層は、標高約1400mの大地で、竜頭の滝の上方の領域です。そこでは、戦場ヶ原が壮大に広がっています。
第四層は、標高約1500mの大地で、湯の滝の上方領域です。そこでは、湯の湖や奥日光温泉などを楽しむことができます。
このように、広大な日光のテーマパークの中に、壮大な自然と古代から人間が作り上げた文化の両方を味わうことができます。
日本の活火山は、1万年以内に噴火したことがある山で定義されています。一旦活火山が巨大な噴火を起こすと、大地に大きな変化、例えば、新たな山、湖や広大な平野を作り出します。これによる火山灰や溶岩などの噴出物は、時に人々の生活に大きな支障をおよぼしますが、一方 この活火山は温泉や美しい自然の景観などの素晴らしいリゾート地を提供します。 日光で見られる中禅寺湖、湯の湖や華厳の滝、竜頭の滝などは、このような自然の大きな働きで作られました。

1. 明智平&ロープウェイ:
明智平の展望台から、華厳の滝、中禅寺湖やその周辺の山々や森の素晴らしい景観を一望できます。

2. 華厳の滝:
日光の巨大な4層大地形成のお蔭で、華厳の滝は第二層の中禅寺湖から第一層の大地へ水が流れ落ちる際に作られました。

3. 中禅寺湖:
中禅寺湖は、標高1269mの男体山の傍に位置しています。この湖は日本で最も高い標高の湖です。約2万5千年から1万5千年前の間に継続して発生した日光の山の噴火によって、男体山が形成されました。この際に発生した火山体の崩落によって発生した堆積物が、男体山の傍を流れていた二つの小さな川を堰き止め、巨大な水が蓄積されて、現在の中禅寺湖が形成されました。

4. 中禅寺(立木観音):
この寺は、日光を開山した勝道上人によって784年に創建されました。世界遺産日光輪王寺の別院です。 御本尊“立木観音”は十一面千手観世音菩薩で、国の重要文化財です。この千手観音様は、諸々の願い事(病気の治癒、受験合格など)を 成就してくださる仏様です。

5. 赤沼・戦場ヶ原:
戦場ヶ原の名前は、この地が中禅寺湖をめぐって男体山の神(栃木)と赤城山の神(群馬)とが争った“戦場”であったという神話が由来であると言われています。かつて湖であったものが湿原化したもので、400ヘクタールの広大な面積を有します。 赤沼からこの戦場ヶ原湿原を往復約1時間ハイキングすることで、この自然の素晴らしさを満喫することができます。

6. 竜頭の滝:
日光の巨大な4層大地形成のお蔭で、竜頭の滝は第四層の湯の湖から第三層の大地へ水が流れ落ちる際に作られました。 210mの高さのこの滝は、滝壺の近くが大きな岩によって二つに分かれており、これが龍の頭に似ていることから“竜頭の滝”と名付けられました。

7. 湯の湖:
湯の湖は第四層の大地に位置しており、深淵で神秘的な雰囲気を味わうことができます。湖の回りはモミの木やダケカンバの原生林が生い茂っています。湯の湖畔には奥日光湯元温泉があり、硫黄の臭いが立ちこめています。

<日光の神社と寺院> :
日光の社寺が1999年にUNESCO世界文化遺産に認定されました。構成要素は二社一寺の3遺産で、二荒山神社、東照宮、輪王寺で構成されています。その選定は、1)日光の古代の建築物が、人類の創造的才能を表す傑作であること。2)日光における古来の神道思想に基づく信仰形態が、自然と一体となった宗教空間を創り上げ、今なお受け継がれていること。などが評価されて登録されました。

8. 東照宮:
東照宮は、1617年に徳川家康を御祭神にお祀りした神社です。戦国時代の戦乱の世の中を統一し、庶民のための平和の世の中を実現するという織田信長の成果と意志を引き継いだ豊臣秀吉が天下を統一した後、家康はその意志を秀吉から引き継ぎ、さらに長期に亘って平和で安定した世の中を作るため、忍耐をもって75歳で生涯を閉じるまで尽力しました。その結果、270年の平和な江戸時代を築き、その基礎が現代日本の東京を 中心とした繁栄に繋がっています。当時の江戸後半の人口約100万人は、当時の世界最大で、経済、文化とも繁栄して庶民の生活は安定していました。寺子屋などの教育が普及し、江戸の庶民の識字率約60-70%は世界中どこにもありませんでした。 家康は死の直前に、自分が死んだ跡の1年間を久能山に埋葬後、その後はそこから北東に当たる日光東照宮に埋葬するように、第二代将軍秀忠に命じました。北東の位置は悪霊の鬼門のため、自分が死後もそこから日本を守るという思いでした。 東照宮の家康の墓を見ることで、家康の偉大な意志を感じることができます。

9. 輪王寺:
日光山輪王寺は、本堂や塔、15の支院全体の総称です。輪王寺の本堂(三仏堂)は、東日本で最も大きな木造の建物で、平安時代に創建された天台密教形式のお堂です。現在の建物は、1645年に徳川第三代将軍家光によって建て替えられました。

10. 二荒山神社:
二荒山神社は、関東の霊峰男体山を御神体山として祀る神社で、1200年以上前に創建され、御祭神は二荒山大神と呼ばれます。 本神社は、男体山山頂の奥宮、中禅寺湖畔の中宮、市内世界遺産地区に本社が鎮座します。境内は、華厳の滝、いろは坂、日光連山が含まれ、 伊勢神宮に次ぐ広大な神域を有しています。

11. 神橋:
神橋は、二荒山(男体山)を御神体としている二荒山神社の建造物で、日光山内の入り口にかかる木造朱色の美しい橋です。 現在の朱塗りの橋は1636年に改築され、その後の洪水喪失後1904年に再建されました。日本三大奇橋(錦帯橋、猿橋、神橋)の一つです。

12. 日光憾満が淵・化け地蔵:
渓谷沿いに右手に大谷川の急流を眺めながら歩いていくと、化け地蔵が見えてきます。 憾満が淵の巨石は、数万年前に男体山が噴火したときに流れ出た溶岩によりできた石です。そのかつての溶岩の上を流れる渓流を見ることができます。化け地蔵は正式名を「並び地蔵」といい、慈眼大師天海の弟子約100名が「過去万霊 自己菩提」のために親地蔵と石地蔵を刻んだものと言われています。もとは100体ありましたが、明治35年に発生した台風で大谷川が氾濫し、かなりの数のお地蔵様が流れてしまいました。現在の並び地蔵は、地元の方々によって復元安置されたものです。 並び地蔵が、通称「化け地蔵」と呼ばれる理由は、「お地蔵様を数えて歩くと、行きと帰りに数えた数が違う」と言われているためです。

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