群馬1泊2日ツアー&草津温泉宿泊をGo to キャンペーンを使用して体験した内容をご報告いたします。
1日目:
JR高崎駅スタート(午前9時)=展望台から八ッ場ダム(午前10時30分から40分)=不動大橋からの見学・道の駅 八ッ場ふるさと館・昼食(午前11時20分から100分)=吾妻峡・吾妻渓谷散策(午後1時20分から60分)=草津温泉街散策・湯畑、湯もみと踊りショー見学(午後2時50分から70分)=草津温泉・一井(泊)
2日目:
草津温泉・一井スタート(午前9時)=鬼押し出し(午前10時40分から60分)=おぎのやドライブイン横川本店: 1885年創業おぎのやの”峠の釜めし”(午後12時40分から60分)=富岡製糸場(午後3時20分から60分)=JR高崎駅戻り(午後5時)
(群馬)
群馬県は上州とも呼ばれます。その名称は旧国名の上野国(上毛)に由来します。群馬県の隣の栃木県が旧国名の下野国とセットで呼ばれていました。群馬県域の三分の二が山岳地帯で、群馬の地理的、自然的条件が群馬特有の産業や特産品を育みました。過去からの巨大噴火によりできた群馬県特有の地相が生んだ特産品(こんにゃく、ネギ、キャベツなど)や繊維・織物産業、養蚕業などが一例です。群馬県は大きく、中毛、西毛、東毛、北毛の4つに分かれます。
中毛は、前橋や伊勢崎を中心とする地域で、上毛三山の一つ赤城山が北の中央に高くそびえ、その南麓に裾野が広がり、その端を利根川が流れています。関東平野の北辺にあたるこの地域は、古代から文化が栄えました。旧石器時代、縄文時代の遺跡があり、また古墳時代の古墳群が多く見られます。明治時代以降、養蚕と製紙業が盛んになり、現在は食品・電気機器・家具などのあらたな産業が盛んです。
西毛は、利根川の西で、高崎を中心とする地域です。北に上毛三山の一つ榛名山がそびえ、西・南には長野県との間に関東山地が連なります。高崎・藤岡を起点として信濃へ抜ける街道が多く走っています。西毛は養蚕地帯のため、明治初期に官営の富岡製糸場などが設けられ、群馬県の養蚕・製糸業の基盤をささえる地域として発展しました。
東毛は、太田市、桐生市、舘林市を中心とし、南は利根川、渡良瀬川などの大河川に囲まれた平野が広がり、北は、谷川岳を主峰とする三国山脈・武尊山がそびえ、栃木県との間の足尾山地へと連なります。この地域の大部分は山林で、水上温泉・猿ヶ京・老神などの温泉があります。南側の平野は、群馬の穀倉といわれます。岩宿遺跡は、日本初の旧石器時代の遺跡です。江戸時代、桐生では絹織物工業が発達し現在に至ります。太田は自動車製造を中心に、群馬県有数の工業地帯、テクノポリスに発展しました。
北毛は、南は榛名山、北・西側は白根山・四阿山・浅間山など標高2000m級の山々に囲まれています。渋川市を中心とする地域は、榛名山などの山麓にあたり、縄文時代の遺跡が多くあります。この地域は自然環境に恵まれ、温泉が多く、伊香保・草津・四万温泉などで、古来多くの文人・墨客が訪れています。
1. 八ッ場ダム:
八ッ場ダムは、草津温泉への入口として知られる吾妻郡長野原町において建設された、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道及び工業用水の新たな確保並びに発電を目的とする多目的ダムです。令和2年3月31日に完成しました。
やんば見放台(展望台)から、大規模な八ッ場ダム本体を高く近い位置から見下ろすことができます。大型双眼鏡なども設置してあり、現場を身近に見ることができます。2019年に発生した台風19号による水害予防結果が国土交通省か発表されており、八ッ場ダムを含む7つのダムに貯水したことにより、群馬県伊勢崎市付近の利根川の水位は約1メートル下がりました。
2. 吾妻峡・吾妻渓谷:
群馬県吾妻郡嬬恋村と長野県上田市の県境にある鳥居峠(標高1362m)は分水嶺です。群馬県側には吾妻川、長野県側には千曲川(信濃川)が流れ出ます。吾妻川は一級河川で、支流から水を集めながら渋川市で利根川に合流し、太平洋へと注ぎます。
吾妻川が流れる中に、吾妻峡と呼ばれる名勝があります。安山岩が水流によって浸食された奇観が連続しています。断崖、瀑布や深淵など景観の変化が著しいことで有名です。
特に、八丁暗がりと呼ばれる場所は、川幅約4m、深さ50mの深淵で、吾妻峡を代表する景勝地です。吾妻峡は関東の耶馬渓と呼ばれています。
3. 草津温泉周辺:
草津温泉は、群馬県吾妻郡草津町にある名湯として有名です。草津温泉の中心街には湯畑があります。このデザイン・設計は世界的芸術家の岡本太郎が監修しました。湧き出るお湯が滝のように滔々と数多くの樋を流れ落ち、そのお湯が草津温泉の旅館等に供給されています。この湯畑で草津温泉の“湯の花”が採取され、多くの観光客が買い求めています。この温泉は酸性度が高い泉質のため、病気を治癒する湯治場として利用されています。
高温の源泉の温度を下げるために、古くから受け継がれる草津温泉の伝統文化「湯もみ」が行われています。湯畑の目の前にある「熱乃湯」では、お客様向けに湯もみショーを実演しています。
4. 草津温泉・ホテル一井に宿泊:
<一井の特徴>
1) 一井の場所は、湯畑の傍でベストポジション
2) バリアフリー対応がされている。
3) 温泉
温泉は、屋内と露店風呂があり、それぞれ温泉の種類が異なっていました。
屋内大浴場:湯畑前白旗源泉:少し濁ってとろりとして、まろやか
露天風呂:白根山万代湯:透明でさらりとして、舐めると酸っぱい
4) 食事内容
<夕食>
<朝食>
5. 鬼押し出し:
浅間山は、群馬県と長野県の境にそびえる活火山(標高2567m)で、約2万3千年前の噴火以降、噴火を繰り返し、富士山の姿に似た成層火山となりました。噴火の度に、火山灰や火山岩などの噴出物が西風に乗って上州地域に降り積もり、群馬県の地勢を築いていったといわれています。近世に入って、1783年に“天明の浅間焼け”と呼ばれる大噴火が発生しました。このとき大規模な火砕流が発生し、浅間山北麓の村が呑み込まれました。その村は“日本のポンペイ”と呼ばれる痛ましい遺跡となりました。その際、浅間山から流れ出た溶岩流が奇景を生み出しました。それが鬼押し出し園と呼ばれる観光スポットとなりました。
6. 富岡製紙場:
富岡製紙場と絹産業遺産群で2014年にUNESCO世界文化遺産に登録されました。1872年に、明治政府が主要輸出品である生糸の品質向上と増産のために、器械製糸技術を普及させる目的で設立した官営のモデル工場です。1987年に操業を停止するまでの115年間、技術開発を続け、蚕の優良品種の開発とその普及に貢献しました。
西欧の技術を導入した器械製糸工場で、その最先端の技術が全国に伝播されました。明治の末期には、日本の生糸の輸出量は世界一になりました。民営化後も最先端の製糸工場として継続され、昭和40年代に生糸生産の最盛期を迎えました。また、西欧の技術を導入した工場建築の代表とされ、創業当初の主要な施設がほぼ現存しています。
国宝の東置繭所は明治5年に建造された繭の貯蔵所で、全長約104mの大きさです。現在、1階には資料展示室と売店が設けられ、2階は操業当時の状態で残されています。異国情緒ある建物の特徴は、美しい煉瓦壁と多くの窓に見られます。東置繭所の2階、操業時の状態で残る繭の貯蔵庫は、大木によるトラス構造の小屋組が続く広大な空間となっています。太い柱と梁、厚い漆喰の内壁が特徴で、長い操業の歴史を感じることができます。
繰糸所の内部は、中央に柱の無いトラス構造と、大きな窓の採光による広く明るい空間を実現しており、建物自体は創業当初の状態です。
7. 峠の釜めし本舗おぎのやドライブイン横川店
信越本線横川駅(群馬県安中市)の名物駅弁が峠の釜めしです。昭和33年、益子焼の土釜に入った駅弁峠の釜めしが発売され、その後、全国的に有名な駅弁に発展しました。昭和39年には自動車旅行の増加にあわせて、峠の釜めし・ドライブインが開業しました。これが峠の釜めし本舗おぎのやドライブイン横川店です。
弊社Japan Van Toursは、国家資格を有する全国通訳案内士が、お客様にご同行させていただき、各観光地のご説明をさせていただくと同時に、 移動用車両をご用意させていただき、また旅館・ホテル・昼食・宴会などの各種手配を含め、お客様のお手がかからない、旅行会社としての一貫体制を構築させていただいております。弊社をご利用いただければ、プライベート感があり、自由度のある旅行を体験いただけると確信しております。 弊社のツアーは、少人数2~3人タイプ、4~7人タイプ、8~15人タイプと幅広くご選択いただくことが可能です。上記各訪問地の中からご希望の内容をご選択いただき、お客様にとって最適なツアーを構築させていただきます。お問合せ:info@JVT007.com