圓光寺は、京都洛北の一乗寺近くに位置する、臨済宗・南禅寺派の徳川家康ゆかりの禅寺です。

徳川家康が教学の発展のために伏見に設立した学問所が、1667年に現在地に移転され、圓光寺学校となったのが前身です。僧侶や俗界を問わず、入学が許され、その開かれた校風によって、多くの学僧、絵師、文人などを育み、日本文化の発展に大きな役割を果たしました。
山門への参道にも鮮やかな紅葉を見ることができます。

山門を入ると、枯山水“奔龍庭”が広がっています。
奔龍庭は、2013年に造られました。渦を巻き、様々な流れを見せる白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組で表しています。

この庭の西側には、荒く切り立った石柱を稲妻として表現しています。

更に中門を抜けると、苔と紅葉、敷き紅葉が美しい“十牛の庭”が広がっています。牛を追う牧童の様子が描かれた“十牛図”を題材にして、江戸時代に造られた池泉回遊式庭園です。周囲の山々を借景として取り込んでいます。


書院から見る十牛の庭は額縁庭園と言われ、書院に座ってその美しさを眺めることができます。


また、池泉回遊式庭園を歩いて楽しむこともできます。

この庭の中の栖龍池は、洛北で最も古い池と言われています。

紅葉と苔の組み合わせが、禅寺としての深い景観を表しています。


紅葉シーズンの終盤には、庭園に散った紅葉が、足元に広がる苔の緑と合わせて、美しい色合いを表しています。これは、散りもみじ、敷きもみじと言われています。

この庭には、竹林が佇んでいます。

圓光寺には、円山応挙作の”竹林図屏風“など貴重な美術品が所蔵されています。

渡辺始興作“松下寿老人図”

襖絵

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