圓徳院は、高台寺の塔頭で、京都東山区の高台寺道を挟んで、高台寺の西側に位置するお寺です。

高台寺を創建した高台院(ねね)は、その敷地内に伏見城の化粧御殿と前庭を移築したと言われています。
高台院の没後、甥の木下定房が木下家(秀吉の旧名は木下藤吉郎)の菩提寺にしました。それが圓徳院のはじまりです。
<圓徳院の入り口にある唐門とその周辺>


圓徳院の唐門をくぐると、方丈があります。この方丈の中から最初の庭園である南庭を眺めることができます。
白砂が美しいこの庭は、平成に入ってから整備された比較的新しいお庭です。四季折々の草花が鑑賞できるように工夫されています。


<方丈の邸内>
この方丈には、襖に描かれた、松竹梅図襖および雪月花図襖をみることができます。背景が金色で、豪華絢爛の雰囲気を醸し出しています。

方丈から廊下を渡ると北書院につながります。

その書院を囲むように造られているのが北庭です。伏見城の化粧御殿の前庭が移築されたもので、桃山時代の代表的な庭園です。当時の原形をほぼそのままに留めていて、国の名勝に指定されています。
この北書院の庭は、岩の数が圧倒されるほど多くあり、安土桃山時代の特徴である豪華で華やかな雰囲気そのまま、原型として現在に残されています。この庭は、石組で日本一の名手とされた賢庭の作に、小堀遠州が手を加えたとされています。書院の直ぐ傍に白砂があり、中心に苔と巨岩、その背後にカエデなどの樹木が配置され、紅葉が映えています。




弊社Japan Van Toursは、国家資格を有する全国通訳案内士が、お客様にご同行させていただき、各観光地のご説明をさせていただくと同時に、 移動用車両をご用意させていただき、また旅館・ホテル・昼食・宴会などの各種手配を含め、お客様のお手がかからない、旅行会社としての一貫体制を構築させていただいております。弊社をご利用いただければ、プライベート感があり、自由度のある旅行を体験いただけると確信しております。 弊社のツアーは、少人数2~3人タイプ、4~7人タイプ、8~15人タイプと幅広くご選択いただくことが可能です。上記各訪問地の中からご希望の内容をご選択いただき、お客様にとって最適なツアーを構築させていただきます。
お問合せ先 info@JVT007.com 電話080-8517-6420